After Rehab

退院後・リハビリ終了後の
運動の続け方

「病院のリハビリは終わったけれど、この先どう身体を動かせばいいのか分からない」——退院後・通院リハビリ終了後のこの時期は、ご本人にとってもご家族にとっても、迷いやすいタイミングです。このページでは、運動を無理なく続けるための考え方を5つのステップで整理し、困ったときの相談先の目安をまとめています。

  • 本ページは一般的な情報提供であり、医療機関における診断・治療・リハビリテーションを代替するものではありません。
  • 通院中の方や医師から運動制限を受けている方は、必ず医師の指示を優先してください。
  • 緊急時にはこのページを使用せず、119番へ。迷う場合は神奈川県の救急相談センター「#7119」に相談できます。

Why It Matters

リハビリが終わっても、身体づくりは続きます

病院や通所でのリハビリテーションは、期間や回数に区切りがあります。しかし、歩く・立ち上がる・外出するといった日常の動作は、その後の毎日の過ごし方に大きく左右されます。退院直後は動けていたのに、家で安静にしているうちに活動量が減ってしまった——というご相談は少なくありません。

大切なのは、リハビリで取り戻した動きを「特別な訓練」で終わらせず、無理のない形で日常の習慣につなげることです。一方で、自己流で急に負荷を上げることにはリスクもあります。今の身体に合った内容と強さを、確認しながら進めていきましょう。

Common Worries

この時期によくある悩み

何をすればいいか分からない

リハビリ中は専門職が内容を決めてくれていたため、終了した途端に「今日は何をすれば?」と手が止まってしまう。

動くのが怖い

「また痛くなったら」「転んだら」という不安から、必要以上に安静にしてしまい、かえって体力が落ちてしまう。

一人だと続かない

自宅で一人で続ける習慣づくりは想像以上に難しく、数週間でやめてしまうことが多い。

家族がどう関わればいいか分からない

「運動して」と声をかけるだけでは動いてもらえず、かといって付きっきりで見守ることもできない。

5 Steps

無理なく続けるための5つのステップ

順番どおりでなくても構いません。今のご自身がどのステップにいるかを確認する目安としてお使いください。

  1. Step 01

    医師・リハビリ担当者に「これからの注意点」を確認する

    退院時・リハビリ終了時に、避けたほうがよい動作、痛みが出たときの対応、運動してよい範囲を確認しておきましょう。すでに終了している場合は、次の受診時に聞くだけでも十分です。

  2. Step 02

    今の身体の状態を知る

    片脚立ちの時間や続けて歩ける距離など、簡単な目安を知っておくと、変化に気づきやすくなります。当サイトのセルフチェックツールもきっかけとしてお使いいただけます。

  3. Step 03

    「毎日の生活の中の運動」から始める

    特別な運動時間を確保するより、買い物までの歩行、椅子からの立ち座り、テレビの合間のストレッチなど、生活に組み込まれた動きのほうが続きやすいことが多くあります。

  4. Step 04

    変化を記録する

    歩数や片脚立ちの時間などを時々記録しておくと、ご本人の励みになるだけでなく、医療機関や専門職に相談するときの手がかりにもなります。

  5. Step 05

    相談できる相手を持つ

    痛みや不安が出たときに一人で判断せず、相談できる先を決めておくことが、長く続ける一番の支えになります。下の「相談先の目安」を参考にしてください。

Where to Ask

困ったときの相談先の目安

内容によって適した窓口が異なります。迷う場合は、かかりつけ医または地域包括支援センターへの相談から始めるのが確実です。

痛み・症状の変化 → 医療機関へ

新しい痛み・しびれ・めまい・強い息切れなど、症状に関することは、まず医療機関(かかりつけ医)にご相談ください。運動の再開・中止の判断も医師の指示が優先です。

生活・介護のこと → 地域包括支援センターへ

外出や家事が難しくなってきた、介護保険のことを知りたい、家族の負担が増えてきた——といった生活全般のご相談は、お住まいの地域の地域包括支援センター(無料の公的窓口)が担当です。

運動の内容・強さ → 理学療法士へ

「どんな運動を、どのくらいの強さでやればいいか」は、身体の状態を確認したうえで決めるのが安全です。ZEN PHYSIO STRETCHでは、理学療法士が身体の状態を確認し、無理のない運動とストレッチをご提案します。保険外の自費サービスのため、医療・介護保険のリハビリと役割が異なります。

For Family

ご家族ができるサポート

  • 「運動して」ではなく「一緒に散歩しよう」など、行動をともにする声かけのほうが続きやすいことが多くあります。
  • できなくなったことより、続けられていることに目を向けて言葉にすると、ご本人の自信につながります。
  • 半年に一度など時期を決めて、歩き方・食事・外出の変化を確認してみてください。当サイトの「親の生活変化・気づきチェック」がその整理にお使いいただけます。

FAQ

よくあるご質問

「何から始めれば」の段階から、ご相談いただけます

運動の内容が決まっていなくても構いません。理学療法士が今の身体の状態を確認し、無理のない始め方をご提案します。医療機関への相談が優先と思われる場合は、その旨を率直にお伝えします。

監修

沼澤 拓也(理学療法士)

病院・クリニック、訪問医療・介護分野での臨床経験をもつ理学療法士が監修しています。

監修者のプロフィールを見る

最終更新日:2026年8月5日

ご利用にあたって

本サービスは医療機関における診断・治療・リハビリテーションを代替するものではありません。症状や身体の状態によっては、医療機関への相談を優先していただく場合があります。通院中の方や医師から運動制限を受けている方は、事前にお知らせください。

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